イギリス湖水地方の絶景

世界中を旅したことはありませんが、私が勝手に世界一美しい場所だと思っているのが、イギリスの湖水地方です。

イギリス北西部に位置する湖水地方は、氷河時代に出来たという湖がいくつも点在しています。

緑連なる山々を背景に、深い青に輝く湖。

山と湖の間には牧草地が広がり、牛や羊がのどかに草を食んでいます。

山といっても、高い山はなく低い山ばかり。

ピクニックには最高です。

山から見る湖は、「これは現実の風景だろうか」と思うほど。

リアル風景画というか、現実の世界ではなく魔法の国に迷い込んだような、不思議な感覚に陥りました。

湿度や温度のせいなのか、光の色が違うように感じました。

空、湖、山、木々、すべての色が日本とは違っています。

鮮やかというのとも違う、なんと表現して良いかわかりませんが、何もかもが美しく輝いていました。

湖水地方はご存知、ピーター・ラビットの作者、ベアトリクス・ポターの住まいがあったところです。

民家の裏の畑から、ひょいとピーターが顔を覗かせていても、おかしくない風景の中に、その家はあります。

ヒルトップのこの家には、観光客も入ることができます。

100年以上前のポターの暮らしが目に浮かぶよう。

手入れされた庭では、たくさんの花と鳥を見ることができます。

ポターファンでなくとも、行ってみることをおすすめします。

ポターの所有していた広大な土地や農場は、ナショナル・トラストに寄付されたので、今もそのまま残っています。

湖水地方の3分の1が、ナショナル・トラストにより管理されているので、美しい自然が守られているのです。

ナショナル・トラストが管理する公園も散策できます。

湖水地方はイギリス屈指の観光地ですが、それほど人で溢れている感じはしませんでした。

私が行ったのは8月中頃でしたが、それでも静かな田舎町という雰囲気。

ウィンダミア駅のそばに、ちょっと大きめのスーパーがありましたが、豪華なホテルやショッピングセンターのようなものはありません。

私は、駅近くのB&Bに泊まりました。

お風呂場のシャワーが固定式で、途中でお湯が出なくなったり、頭をぶつけたりしましたが、部屋はとても綺麗です。

豪華ではないけれど、清潔で可愛らしいインテリア。

イギリスなので、とにかく朝食が豪華でした。

いろいろなパンや果物、ベーコンエッグなど、食べきれないほどの量ですが、どれも美味しく、つい食べ過ぎてしまいました。

夕飯は出ないので、外に食べに行きます。

観光地といってもレストランなどはごくわずか。

でも何故か中華レストランがあり、1回だけそこで食事をしました。

まあまあ美味しかったです。

湖を渡る船に乗ったり、山に登ったり、とにかく楽しい旅でした。

湖水地方の絶景、本当に世界一だと思っています。